竹川ファームの玉ねぎ
たまねぎについて
特徴
淡路島産のたまねぎは、一般的に「美味しい」との評価を頂いております。
たまねぎの生育に、淡路島の風土が適している事に併せ、種まき期10月~収穫期6月という8ヶ月もの生育期間を経て、 じっくりと成長、充分完熟した物を収穫した後、昔ながらの“たまねぎ小屋”による自然乾燥をさせるため、 独特の甘さと、何とも言えない柔らかい食感を持ち得るのです。何れの産地にもまねの出来ない特別なたまねぎと言えます。
淡路島は、兵庫県の一番南にある南北に細長い島です。 年間を通じて瀬戸内海特有の温暖な気候に恵まれ、日光が当たる時間が長く、その気候・風土を活かした多彩な農業が展開されています。 今から約1200年前の平安時代には、淡路島は「御食国」と言われ、 神や天皇に食べ物を献上していたとされています。 島内では現在も排水のよい土壌条件を活かして、 日本一の品質を誇る淡路島たまねぎを中心とする野菜をはじめ、 米・畜産・果樹・花卉など多彩な農畜産物を生産しています。
「淡路島たまねぎはどうして美味しいって感じるんだろう?」 そんな疑問から農のスペシャリスト「農学博士」たちが、兵庫県立農林水産技術センターで実験を行いました。 そして淡路島たまねぎの「美味しさ」のヒミツが明らかになったのです! 「美味しい」と感じる口には、「歯ごたえ」と「味覚」を感じる機能があります。 農学博士たちはこの2点に着目、ランダムに選んだ他のたまねぎとの徹底比較を試みました。
特殊な機材を用いて応力(わずかな面積にかかる単位面積あたりの力)を 測定したところ、最大で約2倍の差を確認。つまり「やわらかさ」が圧倒的に 高いことが判明。
あまみとなるソテー時の「全糖含量」を測定した結果、約9~10%。他のたまねぎと 比べ最大で約4%の差を確認。つまり「あまい」が圧倒的に高いことが判明。
辛みを示す「ピルビン酸含量」を測定した結果、最大で他産地の6割程度と確認。 つまり「からい」が圧倒的に低いことが判明。 つまり淡路島たまねぎの美味しさの特徴は、 「あまい」こと「やわらかい」ことが判明したのです。 淡路島たまねぎの「あまさ」「やわらかさ」じっくり堪能くださいね♪
淡路島たまねぎが芽吹くのは「秋」です。 9月に苗床に種をまいて、11~12 月に田んぼに植え替えられます。 そこから厳しい冬をジッと耐えて、6~7ケ月をかけて5~6月に収穫、 出荷されます。 寒暖を繰り返すなか、徐々にふくらみ、充分に栄養をためていきます。 緑の葉が自然に倒れ、葉の付け根がしまると、いよいよ収穫。 さらに!収穫された淡路島たまねぎは、ここでもうひと手間かけ、 淡路島たまねぎ特有の美味しさを作り出す「玉葱小屋」と呼ばれる小屋に吊り下げられ、自然の風を利用してゆっくりと乾燥させていきます。 自然乾燥することで甘味をより一層増していくとともに、色艶も際立ってきます。